契約離婚から円満離婚へ

契約離婚を経て、円満離婚、、成立しました。

公証役場へ行った帰り、不動産屋に連絡し賃貸物件を何件か見せてもらった。子ども達が転校せずに済むには、今の家からもそう遠くない場所に新居を探すしかない。駐車場が狭かったり、コンロが付いてたりなかったり、考えなければいけないことがたくさんあると具体的に見えてきた。こういう悩み事の相談相手はいつも夫だった。私は優柔不断な方の人間なのであれこれ比較材料があると悩みの深みに入ってしまう。パソコンの買い替えでも携帯でも車でも、いつも夫に相談していた。でも、今回は自分一人で決めるしかないと思うと苦しかった。

養育費ではケチなことばかり言っていた夫だが、引っ越しの話となると家財道具はほとんど持って行っていいとの話だった。10年以上使っている冷蔵庫などを持って行ったところで、数年使うだけで処分費用がかかるだけのことかもしれない。それでも、引っ越しとなると何かと要りようになるになるので、この話はありがたかった。

夫は、義両親を呼んでこの家に同居するか、家を義両親に譲って自分が賃貸に住むか、上京することもあり得るなどと話した。協議書作成の時は、面会交流についても割とこだわっていたのに勝手なものだと思った。

あれこれ話しているうちに私が「生活が落ち着くまではこの家で面会交流をしないで欲しい。」と言った。義両親が越してきて、家の様子がガラッと変わってからならいいかもしれないが、それ以前に家財道具の多くが運び出されてガラーンとした状態で、少し前まで自分達の家だったのに、自分の物が何もないという状態を子ども達に見せるのは酷だと思うと話した。

夫が一瞬涙を見せた。

その状況を想像して辛くなったとのことだった。それまでは離婚することで俺は自由に生きていくというようなことしか言わなかった。お前はこれから大変だな、これから子ども達の学校行事や思春期などを独りで対処するんだな、などとも言われていた。片意地を張って離婚に向かっているのかなと思った。謝って、別れないでくれと泣いてすがればいいのにと思ったが口には出さなかった。