契約離婚から円満離婚へ

契約離婚を経て、円満離婚、、成立しました。

契約離婚締結

「離婚契約を結ぶというのはどうだろうか。」

突然、夫が提案してきた。私が公証役場で文書作成を依頼した次の日か2日後か、すぐのことだった。協議書が出来上がればそのまま離婚に突き進んで行きそうなので何とかして止めようという苦肉の策だということだった。そんなことなら謝罪して泣いてすがればいいのにと思ったが、それは言わずに「まぁ面白そうな話だから聞いてみよう。」と夫の提案に耳を傾けた。

表向きは離婚せずに婚姻関係が続いていることにするが、2人の間では離婚が成立してるとする。だから夫婦関係を持つ必要はなく、貞操義務も負わない。互いの介護義務、互いの親の介護義務もなし。生活費もこれまで通り、住宅ローン・自動車ローン・水道光熱費・家電など大き目な出費は夫が払い、食費・日用品・教育費・子の被服費・ガソリンなど小さな出費は私が払う。ただし、車の整備費・車検は、今後は私が負担することになり、外食や旅行など家族での外出は、これまではほぼ夫が出していたが今後は折半することとなった。定期的に内容を見直すという意味もあって1年更新とし、契約解消を希望するときは十分な時間をもって協議して決める。契約解消後は、先日、同意した離婚条件で離婚する、または契約など存在しない普通の夫婦に戻る。不適切な契約解消には違約金が発生する。

契約の内容は大まかにこんな感じだ。
私は夫の夜の相手をする必要がなく、好きに浮気していいという話をほぼ最初に出してきたので、正直「サルだな。」と思った。私の出費は増えることになるが、それで夫の夜の相手をしていない罪悪感から解放されるなら最高だと思った。(一応、罪悪感はあった。)介護義務からの解放も最高、結婚のいいトコ取りだと思った。契約解消後は、普通の夫婦に戻ることもあり得るという文言を入れるのは夫がこだわった。浮気したいだけなのかなんなのかわからなくなった。

契約を締結し、翌朝、公証役場へ連絡し協議書作成依頼をキャンセルした。幸いにも未着手だったので費用は発生しなかった。無駄になったのは私が遠い公証役場まで出向いた時間と戸籍謄本の交付手数料ぐらいだった。