契約離婚から円満離婚へ

契約離婚を経て、円満離婚、、成立しました。

契約離婚生活

契約書に判を押して私は賃貸物件を探す必要がなくなった。少しギクシャクとしたのは最初の数日間だけで、日常生活が戻ってきた。表向きには婚姻関係が継続しているということなので、私は指輪も外さなかった。契約書が特に違約金の項目が平穏な生活を守ってくれると思っていた。このまま共同生活を続け、子ども達が独り立ちしたころに夫婦は解散する。互いの介護義務、互いの親の介護義務もなし。墓や仏壇などの煩わしいことに悩まされることはない。(ちなみに私自身は海への散骨が希望。)これは結婚のいいトコ取り以外の何物でもない、最高だと思った。いい提案だと、久しぶりに夫に感心した。

私は元々夫によくしゃべる。子育ての悩みや面白かった出来事、仕事での愚痴、通勤中アホな運転者がいてムカついた話など、どうでもいいことまでよくしゃべる。夫の目線はテレビやスマホに向き聞き流しているのかもしれないが、それなりに相づちを打つので不満に感じることもなかった。私の一方的な話は私のストレス解消になっていた。

日常生活が戻ってからは、これまで通り夫婦の会話も始まった。正確には私の一方的な話だが。夫は以前のように適度に相づちを打った。このまま契約生活を続ければ、十数年後には自然修復し、契約書の存在も忘れ、「あんな契約書、あったねぇ。」と笑いながら老後を迎える可能性もあるかもしれないと感じ始めていた。