契約離婚から円満離婚へ

契約離婚を経て、円満離婚、、成立しました。

おさわり

平穏な日々はしばらく続いた。私は以前のようによくしゃべり、夫は程よく相づちを打った。夜には2人でビールを分け合いながらテレビを見た。

ソファに並んで座るとき、夫の距離が近すぎることがあれば、私は夫に分かるように座り直して遠ざかった。確かに自然修復はあり得るかもしれない。でも、私達夫婦の間にできた亀裂は、こんなすぐに修復できることじゃない。夫がしたことは、暴力・暴言はこんなすぐに忘れない、忘れさせてなるものかと考えていた。

ある晩、夫が触ってきた。と言っても、腕をさすったり、太ももに手を置いたり。私は「いやいやいや、違うでしょ。」と手で払った。そんなことが何度かあって、とうとう私が無言でパシッ!と払った。

「そんなにフカイ?」

夫がムッとして聞いた。私は質問が理解できなかった。

「そんなに不快?」

もう一度聞いてきた。この時は理解できた。私はじっくり考えて答えた。

「うん、フカイ。」

夫が反応する前に続けた。

「深いよ。2人の間の溝はとても深い。私の心の傷もとても深いよ。」