職場の友人に中古マンションの購入申し込みをしたと話すと、あんたバカだね!と言われてしまいました。そのままの値段で申し込んでどうする?値切らないなんてバカだ、という事でした。でも、この物件は、事故物件という事で相場よりかなり低い値段で設定されています。それをさらに値切るなんて、、、人の不幸に付け込むようなことはしたくないと言いました。友人は、売主はもうそこには住んでいない、別の場所を買った、それだけ金がある、あんたはないでしょ?などと続けました。私は実家に戻っただけかも、シンママで大変かも、などとお人好しなことを言いました。
その友人は元々大都会の出身、夫さんが転勤族で数年おきに引っ越します。この田舎に住むのもあと1年程度です。私は田舎暮らしについて話しました。田舎ではみんなが知り合い、直接知らなくても友人の従妹だったり、親の親友の姪だったり、とにかくどこかでつながってる、そんな恥ずかしいことはできない。友人には理解できませんでした。知り合いだろうが何だろうが金を出すのはあんたでしょ、などと言ってました。
私は、私も売主もシンママ同士、同じように苦労していると信じたかったのかもしれません。・・・売買契約の日にちょっぴり後悔しました。売主さんが乗り付けた車はベンツでした。車は詳しくないので車種などは分かりませんが、あのベンツのマークは私でもわかります。そして売買契約書に書かれた住所は、地元の人なら誰もが知っている高級マンションでした。後日、興味本位で調べると、その高級マンションは築10年近く経っていますが、それでも私が買おうとしている中古マンションの2倍の値段でした。
事故物件という事でなかなか売れなくて困っていただろうし、お金に余裕があるなら100万ぐらい値切っても首を縦に振ってくれたかも。。。その100万は子ども達のために使うことができただろうに。。。
もう過ぎてしまったこと、グダグダ言っても後戻りできません。今は知り合いじゃなくても、こんな田舎ですからまたどこかで会うかもしれません。将来、子ども同士が親友になるかもしれません。その時、子ども達が恥をかかないための必要経費だったと思うことにします!